カジノで使用するカードは使い捨てって本当?理由は?
カジノでゲームをプレイした事がある方はご存知かと思いますが、カジノで使用するカードは実は贅沢にも使い捨てなんです!
トランプを使い捨てする行為は、私達はやらない事なので新鮮ですよね。
なぜカジノで使用するカードを使い捨てにするのか、解説していきます。
なぜ使い捨てにするの?
皆さんバカラというゲームはご存知ですか?
バカラとは、プレイヤーとバンカーにそれぞれカードが2枚~3枚配られて、カードの合計点数の下一桁が9に近い方が勝ちとなるゲームです。
このゲームは、絞り(スクイーズ)というお客さん自身でカードをめくる事ができる楽しさがあります。
この絞りはただ単にカードをめくるのではなく、少しずつキツめにカードを折り曲げてめくり出る数を楽しむので、非常にカードが痛みます。
紙のトランプはもちろんの事、プラスチックのトランプでさえも一度で傷んでしまい、もう使えなくなってしまうのです。
だから、基本的にバカラでは「カードを一度きりの使い捨てで使用している」という訳です。
ちなみに、処分するカードはデーブル上のディスカードラックに集められて、処分されます。
その理由は、万が一使用済みのカードをプレイヤーが手に入れて不正行為を行う、なんて事が無いように細心の注意を払ってカードの処分が行われています。
他のゲームも使い捨て?
ミニバカラやブラックジャックなどの絞りがなく、カードがあまり傷まなそうなゲームは使い捨てなのでしょうか?
カジノにもよるとは思いますが、完全に一回で使い捨てというのは珍しいように感じます。
「何度か使用して処分する」というスタイルが一般的ですね。
当たり前ですが、傷ついてしまったり、濡れてしまったり汚れてしまった場合は、すぐに交換となります。
数回使用しただけでも、まだ使えそうならもったいないと感じますが、処分する理由としては不正行為の防止を図る為です。
長時間同じカードを使用して、カードへのマーキングなどの不正行為のリスクを防ぐ為にも、カードの頻繁な交換は大切なことなのです。
あとは、特定のお客さんが異常なぐらいの勝ち方をしている場合も、もしかしたら不正行為があったかもしれないので、カードを交換するということもカジノによってはあるようです。
まとめ
近年では、特殊なレンズでのみ見ることが可能なマーキングなんかもあるようで、肉眼で見えない店側はどうしようもありません。
その為、カードの定期的な処分は必要不可欠なのです。
バカラのように、一回きりで使い捨てもあれば、何回か使用し、他のテーブルと交換し、最終的に処分するお店などカジノによって多少の違いはありますが、定期的なカードの処分はどこでも行っています。