バカラ罫線の見方、書き方

罫線とは?

罫線とは過去数十ゲームのプレイヤー、バンカーの勝ち負けを一定の法則に従い記録した出目表の事です。
罫線の見方、書き方を覚えれば「流れ」や「兆候」を掴む事ができるので予想の材料となり
バカラというゲームをより楽しめるようになると思います。

罫線の種類

  • 大路(ダイロ) 「Big Road」
  • 小路(ショウロ) 「Small Road」
  • 大眼仔(ダイガンチャイ)「Big Eye Road」
  • 甲由路(カッチャロ)「Cockroach Road」
  • 珠盤路(チューチャイロ)「Bread Road」

大路(ダイロ)


出目表を単純に並び替えたものを大路と言います。
バカラ卓のモニターに必ずと言って良い程、表示されている事が多い罫線です。

大路(ダイロ)の書き方

  • プレイヤーが「青」、バンカーが「赤」(アジア圏)
  • 連勝したら下に伸ばす
  • 逆側が勝ったら隣の列に移動する

※欧米のカジノではプレイヤーが「赤」、バンカーが「青」
※タイ(引き分け)の場合、緑の斜線を記載する場合が多いです
※タイ(引き分け)は記載しない場合もあり、今回は分かりやすくする為、未記載です

大路に関しては誰でも分かる作りになっているのであまり説明は要らないと思いますが、この後に解説する小路などは大路を基本としているので頭に入れておいて下さい。

小路(ショウロ)

大路を基本として書いていくかなり重要な罫線です。
その他の罫線も小路の規則性を理解できれば簡単なのでじっくり読んでみて下さい。

小路(ショウロ)の書き方

  • 大路の最新の出目(3列目)から2列前の出目との動き方を比較する
  • 2列前と同じ動き方なら「正」で「赤○」違う動きなら「誤」で「青○」を付ける
  • 2列前に比較対象が無い場合勝ちなら「赤○」負けなら「青○」を付ける
  • プレイヤー、バンカーは関係無く「正」「勝ち」→「赤○」、「誤」「負け」→「青○」
  • タイ(引き分け)は無視

これは基礎中の基礎なのでしっかり理解して下さい!
①から②の動きと④から⑤の動き方(落ち方)はどうでしょう?
同じ動き方をしていますよね?
この場合「正」となり初めて小路に「赤○」が付きます。

次に②から③の動きと⑤から⑥の動きを見て下さい!
こちらも同じ動きをしているので「正」となり小路に「赤○」が続きます。

では、③から④の動きと⑥から⑦の動きはどうでしょう?
違う動きをしているのが分かると思います。
この場合「誤」となり列が右に移動して「青○」が付く、というような流れになります。

こちらは2列前に比較対象が居ない場合の小路の動き方です!
⑦の比較対象が居ないので、その場合「勝ち」or「負け」での判断となり
⑦から⑧は「勝ち」の為、小ろには「赤○」が付きます。
⑧から⑨も同じロジックで「赤○」が続きます。

⑨の後は大路が右に移動して「青○」が付いています。
この場合、「逆側の勝ち」すなわち「負け」という事になりますので
小路も右に移動して「青○」が付く、というような流れになります。

大眼仔(ダイガンチャイ)

大眼仔は小路を完璧に理解できている方でしたら、とても簡単です。
小路は2列前との比較だったの対し、大眼仔は1列前と比較してどうだったか?
を記録してくだけです!
その他の規則も小路と全く同じです。

大眼仔(ダイガンチャイ)の書き方

  • 大路の最新の出目(2列目)から1列前の出目との動き方を比較する
  • 1列前と同じ動き方なら「正」で「赤○」違う動きなら「誤」で「青○」を付ける
  • 1列前に比較対象が無い場合勝ちなら「赤○」負けなら「青○」を付ける
  • プレイヤー、バンカーは関係無く「正」「勝ち」→「赤○」、「誤」「負け」→「青○」
  • タイ(引き分け)は無視

このように1列前の出目との動きを比較してどうだったか?を付けていきます。
このように大路では流れや規則性が見いだせないのですが 大眼仔では「3~テレコ~3」という具合に流れや規則性が出ている事があります。

こちらは同じ大路で小路の罫線を付けたものです!
ある程度まとまってはいますが根拠のあるベットができるかというと微妙な所。。。
こんな時に小路だけでなく 大眼仔の罫線も読む事ができればバカラをより楽しめる事間違いなしです!

甲由路(カッチャロ)

こちらも 大眼仔と同じく少し特殊な名前ですが罫線の付け方は小路と大眼仔を理解していれば全く難しい事はないです。
小路は2 列前、 大眼仔は1列前なのに対し 甲由路は「3列前の出目と比較する」たったこれだけの差で、その他の規則は全く同じです。

甲由路(カッチャロ)の書き方

  • 大路の最新の出目(4列目)から3列前の出目との動き方を比較する
  • 3列前と同じ動き方なら「正」で「赤○」違う動きなら「誤」で「青○」を付ける
  • 3列前に比較対象が無い場合勝ちなら「赤○」負けなら「青○」を付ける
  • プレイヤー、バンカーは関係無く「正」「勝ち」→「赤○」、「誤」「負け」→「青○」
  • タイ(引き分け)は無視

もう説明不要ですよね?
単純に3列前との動きの比較を甲由路には記録していきます。
こちらは小路と 大眼仔では流れや法則性が見い出せない場合に使用する、というような位置付けで大丈夫かと思います。
実際にカジノでバカラをプレイすると「どちらに賭けて良いか分からない」という場面に必ず出くわしますので覚えておいて損は無いと思います。

珠盤路(チューチャイロ)

一般的にバカラ卓のモニター内に一番大きく表示されているのが珠盤路です。
なんだか難しそうな名前ですが一番シンプルな罫線です。
単純に出目を縦の6マスの中に記録していくだけです。
唯一「タイ(引き分け)も記録していく」という点だけ注意が必要です。

珠盤路(チューチャイロ)の書き方

  • 出目を上から順番に記録していく
  • 縦に6マス並べていく
  • 縦に6マス埋まったら隣の列に移動
  • タイ(引き分け)も記載

カジノでバカラを打たれた方やオンラインカジノなどでバカラを打った事がある方は、見覚えのある罫線ではないでしょうか?
次の出目予想に使うというよりも状況をパッと把握するのに優秀な罫線で、中には横ヅラ(横のラインの流れ)に使う、という方も居たり、上の図でいうとタイの後には必ずバンカーが勝利している、など使い方は様々です!

まとめ

一見、難しそうな罫線ですが「大路」と「小路」さえしっかりと理解してしまえば本当に簡単なので
まずは「大路」と「小路」を何度も読んで頭に叩き込みましょう!
実際のカジノでは自分の勘をアテにするか罫線をアテにするかという二択になるかと思います、それと純粋にバカラを楽しむという観点でも罫線が読めると2倍、3倍、バカラというゲームを楽しむ事ができるので是非覚えてみて下さい!