ブラックジャック ゲームの流れ

基本ルールを踏まえた上でゲーム進行の流れを解説していきます。
まだ基本ルールを理解できていない方はブラックジャックの基本ルール(リンク)を確認してみて下さい。

①ゲーム(ブラックジャック)に参加する

まずはカジノ内のブラックジャック卓の空席を探し、着席します。
しかし座っただけでは「ゲームに参加している」という事にはなりません。
「ベットする」という行為がゲームへの参加意思表示になるので
チップ(掛け金)をベットして初めて正式に「参加」となります。

ベットタイム中は自由にベット額の増減が可能ですが
「No more bet」ノーモアベットというディーラーの発生後はベットしたチップに一切触れてはいけないので注意して下さい。

②カードが配られる

ディーラー側から見て左から順に右回りでカードが一枚ずつ配られ、これを二回繰り返してカードが合計2枚ずつ配られます。
全て表向きに配られますが、ディーラーのみ一枚裏向き(ダウンカード)で配られます。

③Hit or Stay(ヒットorステイ)

配られた2枚のカードと相手(ディーラー)のカードを比べヒット(カードを追加で引く)のかステイ(そのままで勝負するのか)を選択します。

Hit(ヒット)の場合

  • ヒットと発声する
  • トントンとテーブルを2回叩く
  • 人差し指でテーブルをスッスと引っ掻く

Stay(ステイ)の場合

  • ステイと発声する
  • 手の平を下に向けて左右に振る

ヒットしてカードの合計が「21」を超えた場合はバーストになり負けが確定します。
21を超えない場合はヒットを繰り返し行う事ができます。
また、最初に配られたカードの合計が「21」だった場合、ディーラーも「21」の場合を除きナチュラルとなり勝利確定です。

ポイントは発声と身振り手振りは「大きく」するという点です。
自分のお金が掛かっていって、なおかつ「選択」が勝負に大きく関与するゲームなので、恥ずかしがらずにアクションする事です。

その他の選択オプション

ブラックジャックではHit or Stay(ヒットorステイ)以外に様々なオプションを選択する事ができる場合があります。
詳しいオプションの解説はブラックジャックの基本ルール (リンク)でご説明してますのでそちらをご覧下さい。
下記にはオプションそれぞれの選択可能条件、選択時の行動、効果を簡単にまとめていきます。

Insurance(インシュアランス)

■選択可能条件
ディーラーのアップカード(表向きのカード)が「A」だった時

■選択時の行動
最初の賭け額の半額をインシュアランスゾーンにベット

■効果
ディーラーがブラックジャックだった場合
最初の掛け金は没収、インシュランスの賭け額の2倍が配当として受け取れる

ディーラーがブラックジャックでは無かった場合
インシュアランスゾーンのチップは没収、通常の勝負が行われる

Double Down(ダブルダウン)

■選択可能条件
カードが2枚配られた後の一番最初の自分のアクション時

■選択時の行動
最初にベットしたチップの横に最初にベットした額と同額もしくはそれ以下をベットする
カードを一枚だけ引き、強制ステイ

■効果
勝利時はダブルダウンしたベットの配当も受け取れる
敗北時はダブルダウンしたベットも没収される

Split(スプリット)

■選択可能条件
最初に配られた2枚のカードが同じ数字のカードだった時

■選択時の行動
ディーラーが2枚のカードを分割し、再度1枚ずつカードが配られて2ハンドになりプレイする
最初にベットした額と同額をスプリットしたハンドにもベットする

■効果
2つのハンドで勝負できる

Surrender(サレンダー)

■選択可能条件
最初に配られたカードが弱く勝つ自身が無い時

■選択時の行動
ベット額の半額を差し出す

■効果
勝負を降りられる、負け額を半分に減らす事ができる

勝敗の決まり方

さて一連の選択動作を終え、どのように勝敗が決まるのでしょうか?
単純に「21」を超えない範囲で「21」に近い方の勝利となります。
プレイヤーがバースト、ディーラーもバースト、という場合もディーラー側の勝利となりますのでバースト=負け確定となります。

まとめ

ディーラーはカードの合計が17以上になるまでHit(ヒット)を続けるというルールが有る為、ディーラーの強い、弱いなど存在しませんので
あのディーラーは強いからあの卓に座るのは辞めよう、、などは考えずに純粋のテーブルのルールやミニマムベットを参考にして自分合う卓に座りプレイするようにしましょう。