ブラックジャックの基本ルール

ブラックジャックといえばカジノに興味が無い方でも知っている程の有名なゲームです。
子供の頃に友達とトランプゲームの1つとして遊んでいた方も多いのではないでしょうか?
カジノではもちろんお金が掛かっているという点も含めプレイヤーのあなたは色々な選択を迫られディーラーに勝利しなければならない為、より一層アツくなれ、非常に深みのあるゲームです。

選択肢が多いゲームなので、できるだけ丁寧に解説していきますので
知っている方もおさらいの意味を込めて是非読んでみて下さい。

ブラックジャックの基本ルール

  • A(エース)は1or11としてカウント
  • 2~10はそのままカウント
  • 10とピクチャー(J、Q、K)は10としてカウント
  • カードの合計が21を超えない限り、何枚でもカードを引く事ができる
  • カードの合計が21に近い方が勝ち
  • カードの合計が21を超えてしまったらその時点で負け
  • ディーラーはカードの合計が17を超えるまでカードを引く

ブラックジャックの基本的なルールは以上となります。
上記を踏まえた上で冒頭でも触れたように基本ルールに付け加えて「色々な選択」がブラックジャックというゲームをより深いゲームにさせてくれます。
次はその「選択肢」と「意味」を詳しく解説していきます!

Hit(ヒット)

Hit(ヒット)とはカードをもう一枚要求する事を意味します。
プレイヤーはカードの合計が「21」を超えない範囲で何度でもHit(カードを引く事)する事ができます。
上の図ではどのカードが来ても「21」を超えて「バースト」する事が無いので必ずHitする場面です。
10、JQK、Aが来ればカードの合計が17~18になるのでまずまずだな、という展開になります。
Hit(ヒット)の際はディラーに対して「Hit」と言うかテーブルをコンコンと叩くとHitできます。
なので勘違い防止の為に、自分がアクションを行わない場合はテーブルから手を離しておく方が良いでしょう。

Stand(スタンド)

Stand(スタンド)とはこれ以上カードを引きたくない場合に選択します。
Stand(スタンド)の際は「Stand」もしくは「stay」と言うかテーブルの上で手のひらを左右に振る(カードに向かってバイバイする形)とStandできます。

Insurance(インシュランス)

Insurance(インシュランス)とはディラーのアップカード(一枚表向きになるカード)がA(エース)だっと時に選択できるオプションです。
ディーラーのハンドが「ブラックジャックになる」に賭ける事を意味します。
最初のベット額の半額までをInsuranceゾーンにベットすると成立します。
上の図では100ドルをベットしていてディーラーのアップカードがAだった為、50ドルをInsuranceに賭けた形です。
ブラックジャックが出た場合2倍の100ドルとなって返ってきますが、最初に100ドルベットしているのでプラマイゼロです。
Insuranceとは、いわば「保険」でもしディーラーがブラックジャックではなかった場合はそのまま没収されるのであまり得策とは言えません。
それでもInsuranceを選択したい場合はディーラーのアップカードがAだった時点で「Insuranceをするか?」を確認されますのでその時に最初の掛け金の半額までをInsuranceゾーンにベットすれば成立し、ハンドサインなどはありません。

Split(スプリット)


Sprit(スプリット)とは最初に配られたカードが「同じ数字のカード」の時に選択する事ができます。
カードを分割して2つのハンドでプレイする事ができ、新しいハンドにも最初にベットしていた額と同額がベットされます。
SpritしたカードがAの場合は追加でHit(ヒット)できるカードは「一枚に限定される」という点と追加で配られたカードが「10」でもブラックジャックにはならず「21」となる点には注意が必要です。
Spritしたい場合は「Sprit」と言って追加で同額のチップをテーブルの上に置けばSpritが成立し各ハンドにカードが一枚づつ配られます。
その後は通常通り「Hit」や「Stand」を選択してゲームを進めていきます。

※スプリットのルールに関しては各カジノでルールが異なるのでプレイする前に下記のルールをあらかじめ確認しておく事を推奨します。

リスプリット(再スプリット)

スプリット後に配られたカードがスプリットしたカードとまたもや同じカードが来た場合
(例)「10,10」でスプリットしてまた「10」が配られた
この場面で再度スプリットして全部で3ハンドにできるか否かを確認してみて下さい。

スプリットした後のダブルダウン

スプリットした後にダブルダウン(掛け金を倍にして一度だけヒットする行為)が禁止されているカジノがある為、こちも確認してみて下さい。

10、J、Q、Kのスプリットルール

通常10とQなど絵札(ピクチャー)は「10」としてカウントされるので「10、10」でスプリットできるのですが、極稀に「J、J」や「K、K」のように10~J、Q、Kは数字としてでは無く、「図柄」も揃っていなくてはスプリットできない、というルールがある場合があるので念の為、確認を行うかある程度ブラックジャックの卓を観戦してからプレイするのが良いかもしれません。

Double Down(ダブルダウン)

Double Downとは追加のカードを「一枚だけ引く」ので掛け金を倍に増やします、というオプションです。
最初に配られたカードの合計が「9~11」の時に使うのが一般的です。
厳密に言うと「最初に賭けた額まで」追加でベットできるのでぴったり2倍にする必要はないですが、2枚の合計が「10、11」などバーストする可能性が無く10や絵札(ピクチャー)が引ければ強ハンドという場面で使うのでチャンスの際は是非使ってみて下さい。
使い方としては、「Double Down」か「Double」と言ってから追加のチップをベットすれば成立します。
※テーブルによってはDouble Downできない所や Double Downできる数字が決まっている場合があるので注意が必要です。

Surerender(サレンダー)

Surerenderとは、自分の最初のカード2枚とディーラー側のカードを比べて、「これは勝てないな」という時に使えるオプションです。
単純に諦めます、降参しますという意味です。
Surerenderをすると掛け金の半分が没収されますが負け戦をせずに半額の傷で済みます。
一般的に自分のハンドが「15」か「16」でディーラーのアップカードが「A」の時に使うのが一般的です。
こちらもテーブルやカジノによっては認められていないケースがあるので確認が必要です。

まとめ

以上がブラックジャックをプレイする上で大切な基本ルールになります。
カジノや卓によっては禁止されているルールやローカルルールなどがありますのでプレイする前に必ず確認するようにしましょう!
次は基本ルールを踏まえた上でゲームの流れを解説していきますので、そちらも是非一読下さい。